一般社団法人 全国建築CAD連盟【AACL】

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採点方法とその基準

■採点について

 

建築CAD検定試験の採点は機械ではなく人間の目で行います。

図面は通常の製図法によって表現されなければなりませんが、その共通のルールをしっかりと押さえれば、図面の描き方は人それぞれあり、その表現方法に個性が発揮され図面も豊かになります。

なぜ、当検定試験では採点を機械で行わないかはそこに理由があります。機械で採点をするということは、解答をひとつに決めてしまうことになります。それは、それぞれの受験者の表現を奪い、授業そのものが試験のための勉強になってしまうという危険があるからです。

決して「図面の正解の描き方は一つ」ではないということについて、お考えいただくきっかけになればと思います。

 

■採点方法

 

具体的には受験者が入力した図面を印刷して行います。

印刷したものを解答例と重ね合わせ、トレース台(下から照明で照らす器具)に載せてチェックしていき、その線1本1本の位置・長さ・サイズ等が正確に描かれているかを厳しく見ていきます。この方法は緻密で複数の人間がチェックするため大変に信頼ができるものです。

チェックする項目は各級ごとに決められており公式ガイドブックでも公表しているのでご参考にしてください。

 

■配点について

 

各チェック項目をトレース台で採点し配点します。それぞれのチェック項目ごとにチェックする箇所数が決まっており、全体の何%程度の正解かによって「ランク」分けし、配点していきます。

建築CAD検定試験の問題は、試験日・時間ごとにすべて別の問題を用意しています。当然問題ごとにチェックする箇所数が変わってくるため1箇所何点という配点ができません。よってこの「ランク方式」を採用しています。

 

■注意事項

 

採点は、指定された位置・長さ・サイズ等が正確に描けていないと必ず減点になります。

これは、将来の建築・建設業を担う若い方々に対し、図面とはどういうものなのかを考えて欲しいと思うからです。

社会に出ても図面にミスは許されません。なぜならCADで表現される1本1本の線や数値が、大切な人の命と財産を守る建造物の安全性に重大な役割を持っているからです。

したがって、当試験では仮に全体として描き上がっていても、その図面が正確でなければ得点にならないという事をしっかりとご理解いただきたいと思います。

 

■ボーダーラインについて

 

2級は250点満点中の195点。3級は200点満点中の145点、4級は200点満点中の135点がおよそのボーダーラインの目安とされます。しかし、試験問題の難易度などを勘案し、若干上下することがあります。

なお、准1級試験にはボーダーラインはありません。准1級は全ての課題図面を完成させているか否かが合否の判断になるからです。一部分でも未完成の箇所があればそこで不合格となります。