一般社団法人 全国建築CAD連盟【AACL】

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建築CAD検定試験とは

 
 CADの資格試験というと、概ね機械系CADを想像される方が多いでしょうが、この「建
CAD検定試験」は、文字通り建築用図面を「CAD」を使って描く技量を測るもので、
1993年に誕生した日本初の建築CADの資格試験です。
 
 試験開始から30年を経た今日、総受験者数は16万名を超え、全国でCAD教育を実施す
る大学短大高専専門学校、高校職業訓練校各種スクールなど 730校に上る教育
機関や従業員の競争力強化に力を入れる建設関連企業などで広く採用されています。

 また、受験者数も団体・一般・企業の社内受験を合わせ、年間1万名を超す方々が果敢に挑戦

され、CADの実技検定試験としては受験者数・規模ともに日本では最大級の試験として位置づけ
られ大きな役割を果たしています。
 等級は准1級・2級・3級・4級で構成され、実社会から求められる「実践型の実技試験」
という点が大きな特徴です。
 
 試験は、自らの建築知識をもとに与えられた条件のもと、建築一般図を作成する実力を
測る、あるいは与えられた建築図面をCADシステムを使って正しくトレースする技能を測
るなど、CADの知識のみでなく真の実務能力が問われます。
 
 様々な業務が複合化した現代の建設業界では、CAD技
術を有する有能な人材は企業の設計部門にとどまらず
建設現場・営業・商品開発・企画広報・事務・人材育成
部門など多岐にわたる分野での活躍が期待され、近年
大きな注目を浴びています。
 
 建築CAD資格を取得された皆様が、この国の未来を築
く建設業界で、国づくりの根幹にかかわる社会基盤の中
核的専門人材として、大いなる活躍をされますことを
期待しています。