一般社団法人 全国建築CAD連盟【AACL】

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各教育機関の取組み 〜学校探訪〜

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静岡産業技術専門学校 (4/5ページ)


CADラボでの授業風景。2次元および3次元CADの実習を行う最新の環境が整備されています。
■就職状況について教えてください。

 就職については非常に良い実績を残しております。専任の就職指導員が、ひとり一人に対しきめ細かに指導したり、積極的な企業訪問により求人開拓を行うなど、教職員一体となって学生をサポートしています。しかし、わたしはそれは単なる一つの側面でしかないと考えます。

 学校全体として誇れることは、われわれの学生たちに対し、地元企業の皆様から非常に高い評価をいただいていることです。積極的に資格取得に取り組む姿勢や、それによって得られる高い専門的知識のほか、地元企業との交流も大きな理由であることは間違いありません。しかし、もう一つとても大きな要素があります。それは今までわたくしたちが送り出した卒業生たちの活躍だと考えています。

 わたくしたち建築科で言えば、今年で第1期生が社会に飛び立ち8年目になりますが、その卒業生たちも各企業で経験を積み、ようやく実力も認められる世代になって参りました。そういった彼らの実社会での努力や行動が何よりも大きいのだと思います。本校が力を入れている「専門教育と人間形成」というバランスの取れた人材育成、それが徐々に実を結んできたことを最近強く感じます。

 


学内での「マナー講座」の様子。 就職活動に向け、必要なマナーについて学びます。

 毎年校内において、本校学生の採用を希望する優良企業が100社余り参加する「校内企業ガイダンス」を実施していますが、これも地元企業の皆様にしっかりと定着し、回を増すごとにその規模・質ともに充実してきています。 

 これはまさに本校学生への期待の大きさを裏付けているのだと思いますし、また何よりもの励みになります。
このような熱い期待に応えられるよう、これからもしっかりと取り組んで行きたいですね。



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