一般社団法人 全国建築CAD連盟【AACL】

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各教育機関の取組み 〜学校探訪〜

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YICビジネスアート専門学校 (5/5ページ)

 

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■今後の目標があれば教えてください。
 そうですね。できるだけ多くの学生に「人間力」をつけてもらいたいと思いますね。 CAD図面で言いかえれば、「CADのコマンド操作は覚えたが、アルゴリズム(必要な作業の手順)がわからない」では困るのです。 CADは単なる図面を描く際の道具であり、何をどのように描くのかを決めるのはCADではないということです。

 要するに物事の学習の仕方、吸収の仕方、自分を成長させるすべなどをしっかり理解することが大切ということです。それは社会人になれば必ず必要になることなのです。

 学生に専門の知識・技術を教育することはそれほど難しくはありませんが、この人間力を会得してもらうことは意外と大変なことかも知れません。しかしこの社会人としての素養を持ち合わせた学生は必ずやその能力を職場で発揮し、活躍されるものと信じてやみません。 

 これからも学生のためになることを第一に考え、精一杯取り組んでいきたいですね。

 

 
■あとがき
 碇先生は以前、民間企業に勤めておられたそうです。社会の厳しさを充分にご存知であるからこそ、社会人として必要なことをできる限り学生に伝えていきたい、そんな思いがお話の節々で感じられました。 

  幅広い授業と人間教育により、これからもすばらしい人材を数多く育成されるものと期待してやみません。


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