一般社団法人 全国建築CAD連盟(AACL)の概要
ごあいさつ
1990年代に始まった設計図面のCAD化への流れは、この国のあらゆる設計業務の合理 |
化と建設業務の生産性の向上に大きく貢献しました。 |
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近年、CADシステムの急速な機能の向上と共に、建設業界ではさらなる有能なCAD技術 |
者の育成に力を注ぐことになります。 |
今日、CAD技能は実践型人材として重要なの条件の一つとして位置づけられ、新規採用 |
のための合理的判断基準となりつつあります。 |
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1993年、日本初の建築CAD資格として誕生した当連盟主催の建築CAD検定試験は、国 |
内最大規模のCADの実技試験として、全国約770校に上る教育機関に広く採用されており |
ます。総受験者数は181,900名に達し、2025年5月現在122,890名の有資格者が様々な建 |
築関連企業で活躍しておられます。 |
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本検定試験の目的は、高い知識と技能を持ち合わせた有能なCAD技術者をより多く社会 |
へ輩出し、わが国の基幹産業である建設関連業界の健全な発展に寄与するとともにCAD有 |
資格者の社会的地位の確立・保全を目指すところにあります。 |
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本資格がCAD技術者としてのプロフェッショナルを目指す人々の、未来へ向けての果敢 |
なるチャレンジにつながりますことを心からお祈りします。 |
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一般社団法人全国建築CAD連盟 |
試験センター |
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組織
所在地
〒461-0008 |
名古屋市東区武平町5丁目1番地 |
名古屋栄ビルディング7階 |
電話:052-962-5544 FAX:052-962-5570 |
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目的
全国レベルで一定基準化されたCAD技術のガイドライン作りに賛同される教育機関および一般 |
ユーザーに対し、実社会で要求されるCAD実務能力を問う「建築CAD検定試験」を実施します。 |
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本試験を通して高い知識と能力を会得した有能なCAD技術者が、この国の未来を築く建 |
設業界で国づくりの根幹にかかわる社会基盤の中核的専門人材として大いに活躍されるこ |
とを目指し、試験の質ならびに教育者の指導力の向上、及び本資格試験の更なる普及に向 |
けての啓蒙活動を展開してまいります。 |
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活動内容
1.建築CAD検定試験の実施 |
(1)建築CAD検定試験 主に汎用CADを使用して、CAD実技についての試験を行う。 |
等級を准1級、2級、准2級、3級、4級とし実施の時期を毎年4・7・10・1月とする。 |
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2.建築CAD資格者への教育の実施 |
(1)建築CADの活用事例、CADの現況などの講演会の開催 |
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3.建築CAD資格者への助成及び顕彰 |
(1)CADで描かれた図面の技術コンテストなどの開催とそれらの助成と顕彰 |
(2)建築CAD検定試験、技能優秀者への表彰制度 |
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4.建築CAD検定試験の普及・発展のための啓蒙活動 |
(1)全国各都市における指導者講習会の実施 |
(2)個別の学校訪問説明会を全都道府県にて実施 |
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沿革
1993年 |
4月 |
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全国建築CAD連盟(AACL)設立 |
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5月 |
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建築CAD資格試験(建築CADデザイナー資格認定試験、建築CAD検定試験)団体受験開始 |
1995年 |
10月 |
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建築CAD検定試験 一般受験開始 |
2002年 |
7月 |
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建築CAD教育実態調査実施(全国教育機関対象) |
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8月 |
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AACL全国大会開催(建築CAD教育者のためのシンポジウム) |
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10月 |
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インターネット受験開始 |
2003年 |
4月 |
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(社)全国工業高等学校長協会・ジュニアマイスター顕彰制度の対象資格に認証
建築CAD検定試験 4級試験がスタート |
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6月 |
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建築CAD検定試験公式ガイドブック発刊 |
2004年 |
1月 |
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模擬テスト開始 |
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2月 |
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試験認定校200校を超える |
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6月 |
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建築CAD講演会開催<全国主要都市> |
2005年 |
1月 |
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中間法人格の取得 |
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4月 |
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技能表彰制度開始 |
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5月 |
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建築CAD教育者セミナー<全国主要都市>
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2007年 |
5月 |
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建築CADデザイナー資格認定試験終了 |
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7月 |
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建築CAD検定試験 受験者総数40,000人突破 |
2008年 |
9月 |
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試験認定校300校を超える |
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10月 |
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建築CAD検定試験 准1級試験 試験的に団体受験を実施 |
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12月 |
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法人格が中間法人から一般社団法人へ移行 |
2009年 |
7月 |
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建築CAD検定試験 受験者総数50,000人突破 |
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10月 |
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建築CAD検定試験 准1級試験が正式スタート |
2010年 |
11月 |
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有資格者が40,000人を突破 |
2011年 |
7月 |
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建築CAD検定試験 受験者総数60,000人突破 |
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8月 |
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試験認定校400校を超える |
2013年 |
4月 |
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建築CAD検定試験 受験者総数70,000人突破 |
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5月 |
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有資格者が50,000人を突破 |
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7月 |
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全国規模の説明会(指導者講習会)の実施 全国14都市 |
2014年 |
10月 |
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年間受験者数が初めて6,000名を超える |
2015年 |
1月 |
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建築CAD検定試験 受験者総数80,000人突破 |
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8月 |
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有資格者が60,000人を突破 |
2016年 |
4月 |
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法人賛助会制度設立
建築CAD検定試験 受験者総数90,000人突破 |
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6月 |
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試験認定校600校を超える |
2017年 |
1月 |
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年間受験者数が8,000名を超える |
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5月 |
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有資格者が70,000人を突破 |
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7月 |
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建築CAD検定試験 受験者総数100,000人突破 |
2018年 |
6月 |
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全国規模の説明会(指導者講習会)の実施 全国12都市 |
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10月 |
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建築CAD検定試験 受験者総数110,000人突破 |
2019年 |
1月 |
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有資格者が80,000人を突破 |
2020年 |
9月 |
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試験認定校700校を超える |
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11月 |
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有資格者が90,000人を突破
WEB認定証発行開始 |
2021年 |
4月 |
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企業・法人向け社内受験制度の開始 |
2022年 |
3月 |
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有資格者が100,000人を突破 |
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4月 |
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全国農業高等学校長協会・アグリマイスター顕彰制度の対象資格に認証 |
2023年 |
11月 |
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試験認定校750校を超える |
2024年 |
10月 |
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建築CAD検定試験 准2級試験 団体受験開始 |
2025年 |
4月 |
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建築CAD検定試験 准2級試験 一般受験開始
建築CAD検定試験 受験者総数180,000人突破 |
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